株式会社RJCはAndroidアプリの開発などを行っています。アプリ製作の現場ではJavaが有名なものですが株式会社RJCではJava以外の言語も得意としています。どのようなものを得意としているのかというとパイソンという言語です。これは少ない言語コード数でコーディングできるものとして知られています。ここではパイソンの基本情報や強みから、実際にRJCが作ったアプリについて紹介します。
パイソンの基本的な情報を知っておこう
パイソンは複数のプログラミング思想を実現してくれる言語です。例えばオブジェクト指向や手続き形などの他に関数型に対応します。これらのものを合わせて書くことができます。またプラットホームの影響を受けないという特徴があります。毎回プラットホームごとにコンパイルをする必要がないので非常に便利です。
人工知能からウェブ開発や教育など、あらゆる分野で活躍している言語です。この言語は1991年にオランダのグイド・ヴァンロッサムが開発を行っています。通常プログラムといえば大規模になるほど複雑な構造になる傾向があります。そうなるとミスが起こりやすくなってしまうので注意が必要です。ミスが多発すると効率も一気に落ちてしまうのですが、パイソンはそんな心配がありません。
とにかく読み間違いや書き間違いを減らすことを前提に作られた言語なのでアプリを作りやすいです。株式会社RJCではパイソンを用いて実際に自社でアプリを作っています。
パイソンにはどんなメリットがあるのか
株式会社RJCでも導入しているパイソンにはどんなメリットがあるのか気になるところです。これは文法が非常にシンプルなのが最大のメリットです。例えば1つのことを書く場合に何通りもの書き方というのがありません。他人の書いたコードも容易に理解できるので他のプログラマと簡単に連携を行えるのが強みです。
書いたコードがわかりやすいというのは、アプリ制作において非常に有利です。特に大規模なアプリを作る時に複数のプログラマが係る場合は業務効率がアップします。学習部分においてもわかりやすく習得も容易なのでRJCでも採用をしています。
またパイソンはオフサイドルールというものがあります。オフサイドルールは誰が書いても同じコードになるという特徴があるので読みやすく書きやすい構成です。ちなみに名称はサッカーのオフサイド規則からつけられています。計算や統計処理で使えるライブラリなども充実しているので、多くの分野で活躍できる言語です。
実際にどんなものが制作できるのか
実際にPythonを使うとどんなコンテンツが作れるでしょう。大きく分類するとウェブアプリとデータ解析分析ツールの他に人工知能の3つです。ウェブアプリはパイソンを用いて一番作られているものです。OSに関係なく動作するので、一度作ればパソコンのOSやスマートフォンのOSなどで動かすことも容易です。ガジェットごとに作り変える必要がなく製作面ではコストパフォーマンスが優れています。
動画サイトやクラウドサービスなどもPythonを使って作っています。データの解析分析では店舗データの売上や客単価などのデータを集める事が可能です。うまくデータを利用すれば売上アップや改善等を見込めるでしょう。
人工知能の分野でもパイソンは活躍しています。基本的にPythonは人工知能を作りやすいと言われているからです。機械学習やディープラーニングなどで活躍します。例えばロボット製作においては感情エンジンとしてパイソンが使われているので可能性は無限大です。
パイソンを使ったアプリfeedknot
RJCではパイソンを使ってfeedknotというアプリを作っています。これはRSSリーダーです。日常的に閲覧するウェブサイトのRSSフィードを登録して更新情報を確認する事ができるツールです。毎回ウェブサイトを訪問する面倒さもないので使い勝手が優れているでしょう。複数のウェブサイトをまとめて一覧表示することができます。
一覧表示を見ればどのサイトが更新されたのかチェックする事が可能です。サイトの更新確認を効率化することができるので、頻繁に特定のウェブサイトを確認する人におすすめでしょう。ちなみにRSSフィードはウェブサイトを更新した時に配信されるRSS形式のデータのことです。
どうしてこのツールを作ったのかというと当時人気があったRSSリーダーが終了したため、ニーズの多さに気づきRJCで独自に作ったという理由があります。同時にソーシャル世界で必要になる技術習得を目的としてfeedknotは作られました。
まとめ
株式会社RJCでも使っているパイソンは多くの分野で活躍する便利な言語です。コードも書きやすく初心者でも使いやすいことからウェブアプリ製作や大規模な製作に向いています。実際にRJCでは、feedknotというRSSリーダーアプリを作っています。人工知能やデータ分析解析などの多くの分野で利用できる言語なので、今後のコンテンツやアプリ製作では最も注目するべきものです。